ちくわ先生の体操教室ブログ

千葉市若葉区にあるおやこぷれいすちるるにて、開催している体操教室に関するブログです。開催の報告や告知、運動に関する情報などを発信していきます。

運動すると頭が良くなる!

 


こんにちわ、ちくわです。

緊急事態宣言が緩和され、街にも少しずつ活気が戻ってきましたね。油断は禁物ですが、ちくわ体操教室も時機を見て復活できればと思います!

 

 今日は、タイトルにもあります『運動をすると頭が良くなる』という、夢のような話を紹介します。

 

 昔から運動をすることで頭が良くなる、ということは言われてきましたが明確な理由までは解明されていませんでした。しかし、近年の脳科学の進歩によって徐々にそのプロセスが解明されてきました。

 

 ですので、その効果を簡単にご説明します(難しいことは僕には分かりません)。

 近年、特に注目されているのは、化学物質の増大による脳機能の向上です。

 

その代表的なものにシナプス(BDNF)と呼ばれる神経と神経の間の接合部の働きを増強する物質があり、これが運動によって増大することがわかっています。

 

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 このBDNFは、主に記憶を司る海馬という脳の部位に多く見られるので、実際に学習能力・記憶能力にも高い効果を示しています。

 

つまり、運動をすることで記憶力・学習能力が鍛えられるのです。

余談ですが、小学校の校庭脇にあった二宮金次郎像。

彼は、歩くことでシナプスを活発にした上で読書をすることで膨大な量の情報を彼の記憶に貯蔵していたのかもしれませんね。

 

 

 

ただし、一連の研究では、あくまでも運動が自発的な運動である点に注意が必要です。動物は身体的・心理的ストレスの状態にあると脳細胞の破壊が進みますが、運動による脳の生化学物質の増強を通じて、ストレスに打ち勝つ耐性ができるのです。  

 

楽しく運動遊びを行って身体も頭も心も元気でいけたらいいですね。

 

 

 

 

足裏の感覚を養おう!

 


こんばんは。ちくわです。

 

千葉県での緊急事態宣言も緩和に向かっていますが、みなさまいかがおすごしでしょうか。

ちくわ家ではポートアリーナの海岸でひたすら貝や石を投げるという遊びにはまっています。夕焼けの時間などは人も少なく景色もきれいでいいですよ。

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みなさんは室内での身体遊びの際は裸足で行っていますか?靴下を履かせていますか?

子どもの運動神経を伸ばすには、断然裸足がおすすめです。

裸足で遊ぶだけ運動神経の向上が期待できます。

 

足の裏にはたくさんの神経が通っているからです。

足つぼマッサージを思い浮かべていただくと、足の先から頭のてっぺんまで足裏と繋がっていることがわかると思います。

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筋肉や運動を司る神経もこの足裏と深く関わっていることがわかっています。

難しい言葉で「メカノレセプター」と言いますが、簡単に言うと

「足裏鍛えて運動神経ぐんぐん上昇♪」です。

 

サッカーの久保選手のお父さんもこの知識に大変詳しい方で、「足裏の感覚を養うために幼少期の久保選手に屋外でも裸足で歩くことを習慣づけていた」と、自著で書かれていました。

 

さすがに屋外は難しいと思いますので、安全な室内ではなるべく裸足にさせてあげることで運動神経ぐんぐん上昇させていきましょう!

 

 

足裏への刺激として、裸足で遊ぶことも有効な手段ですが、足裏マッサージもとてもいい方法だと思います。

お風呂上りや寝る前に片足30秒ずつでも効果が期待できるそうですので、興味のある方は試してみてください。

親子のコミュニケーションの時間にもなりますし、やり方も簡単です。

親指の腹を使ってつまさきから土踏まず、踵まで、やさしくです。

弱い力で十分な刺激になるのでお子さんが痛がらない程度で押してあげてください。

 

 

風船を使って身体を動かそう!


おはようございます。ちくわです。

 

 みなさまいかがお過ごしでしょうか。

僕は、先日Amazonで買ったラグビーボールが届いたので早速遊びたかったのですが(ラグビー部でした。)、今日は仕事があるのでお預けです。

今度ラグビーボールを使った遊び方も紹介できればと思います。

 

さて、今日は風船を使った遊び方を紹介します!

 

風船のいいところは、ボールよりも軽く落下スピードも遅いため小さい子でも遊べる点が挙げられます。

さらに、膨らまらせる大きさを調整することで落下スピードも調整できるので、幅広い年齢層のお子さんが楽しく遊べます(小さいお友達も大きいお友達も元気いっぱい遊んでねー)!

 

遊び方は、シンプルに風船をポンポンしあう遊び(その名も「風船ポンポン」)がおススメです!

 

シンプルな分、条件も足しやすいです。

 

①数を数えながらやることで、数字の勉強にもなり、何回できるかという見えやすい成果があるので子どももやる気になりやすいと思います。

 

古今東西やしりとりをしながらやったり。

 

③指定した部位で打ち返すのも面白いです。

 (相手が「右手」と言ったら右手で打ち返します。)

 

④バットやラケットのような道具を使ったり。

 

などなど。

シンプルな遊びも条件をつけ足してあげると新鮮に映り、子どものやる気を引き出してくれます。

ぜひ、お子さんの興味やレベルに合わせて楽しく遊んでみてください。

 

 

最後に、風船を使ってできる遊びをもう1つ紹介します。

 

用意するものは、風船(いっぱい)と布団収納袋(大きいサイズがいいです)です。

 

布団収納袋に膨らませた風船を詰め込み

 

掃除機で袋の空気を抜いてあげると

簡易トランポリンになります。 

 

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(小さい布団収納袋しか用意できませんでしたが、出来れば大きいものの方が良いです。)

 

布団収納袋の空気を抜くと、耐久性が上がります。

80kgの僕が乗っても全然割れませんでした。

 

息子は怖がって遊べなかったので、作成したしたものの画像だけ載せます。

今後、息子が遊んでくれたらその様子も紹介します。

 

ボール投げで運動神経を伸ばそう!

  こんにちは。ちくわです。

 前回の記事では、コーディネーショントレーニングについて簡単に(本当に簡単にでしたが)紹介し、ボール投げについても触れました。今回は、そのボール投げの具体的な遊び方やおススメの方法を紹介したいと思います。

 まず、お子様のボールの投げ方について、女の子投げなどフォームが気になったことはありませんか。正しいフォームはいつから教えた方がいいのか、いろいろな意見がありますが、僕は、早くても小学校に入ってからゆっくりやってほしいと思います。殊幼児期に関しては投げ方などの技術は二の次で、第一はとにかく本人の楽しいと思える気持ちだと考えています。幼児期に関して言えば質より量!楽しみながら投げていくうちに知らないうちに上手になっていきます。いろいろな遊び方を用意して身体遊びを楽しみましょう!

 前回の記事で僕は、「条件を変える」ことを室内での身体遊びでおススメしました。具体的にボール投げでの遊び方を紹介します。

 

  • ボールの種類(大きさ・重さ・形)を変える

 片手で投げられるものから両手で担ぐようにして投げるような大きいものまで、まずは柔らかい素材のものを用意してあげてください。自然にボールの種類によって投げ方も変わっていきます。投げ方が変われば身体の使い方も変わります。少しずつお子さんの様子を見ながら変わったボールでチャレンジしてみてください。

 慣れてきたらエアー(投げるふりと捕るふり)でやったり、ボールの代わりにタオルや靴下などでやったりするのも面白いですが、部屋が片付かないのであまりおススメはしません。

 

  • 的当て

 的を設定し点数をつけてあげるとゲーム性が一気に上がります。この的を何にするかが、新鮮味を上げ子供の興味を駆り立ててくれる、大人の腕の見せ所です。

 壁に的を貼るのを基本にスタートしてフラフープなどの円の中を通したり、的を地面に設定して輪投げ感覚で楽しんだり、親御さんの身体を的にするのも面白いです。「パパのお腹が100点だよ」と言いながらおもむろにカニのように横移動したり(エビカニビクスで運動不足を解消しましょう)、腹踊りよろしくユラユラ揺れたり、突然「ガード!!」と叫んでうつ伏せになったり。家族みんなで楽しんでほしいと思います。なお、その際は柔らかいボールにすることをお勧めします。

  • 合図で反応

 事前に決めた合図によりボールを投げます。合図があってから如何に素早く投げられるか、というものです。合図は何でもOKです。シンプルに「投げて」と言ったら投げる、「投げないで」と言ったら投げないというもの等。フェイントを入れながらやると面白いです。

 あとは、色で分けるのもおススメです。カラーボール(3・4色くらいがやりやすいです)と、それと同じ色のゴール(適当なカゴに色紙を貼ります)を用意します。「赤」の合図で赤いボールを赤いかごへ投げ入れるルールです。ゴールの位置を毎回変えたり、合図の色を1色ではなく複数の色にしたり(「青」「黄色」「赤」の合図があれば青・黄色・赤の順でボールを投げます)何秒で入れられるかタイムトライアル制にしてしても楽しいですね。

 

 ボール投げの際に気軽にできる遊び方を大きく3つ紹介させていただきましたが、アイディアと工夫次第でまだたくさんの遊び方があります(今回は紹介できませんでしたが、利き手と逆の手で投げるのも手軽に行えるのでおススメです)。その中からお子さんの楽しめることが一つでも多く見つかってほしいと思います。お子さんの発育発達度合は個人差があり、興味関心も同様です。遊んでる際に条件を変えるのを試みても楽しくなさそうであれば、無理に条件を変えずお子さんの好きなやり方に合わせてあげてほしいと思います。好きなものから次のものに関心が移り、次の運動に繋がっていきます。

コーディネーショントレーニング

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かわいそうなモグラたたきの図


ちくわです。

 

 突然ですが、皆様はおうち時間いかがお過ごしでしょうか。

僕は息子が楽しめるかと思い、手動のモグラたたきを段ボールで自作したのですが

(1時間半かかりました。)、遊び始めて10分もしないうちに壊れるという結果に終わりました。図工美術は大の苦手です。

 

○コーディネーショントレーニングについて

 

 さて、今日は、お子様の運動神経能力の向上に役立つ”コーディネーショントレーニング”という理論を簡単に紹介します。是非、おうちでの身体遊びの際に参考にしてみてください!

 コーディネーショントレーニングとは、運動を行う際に下記に挙げる7つの要素を取り入れることによって運動神経の発達を促す、というものです。

 

  1. 連結・・・身体の動きを連結させ適切に動かす力
  2. 定位・・・自分と物の位置関係を把握する力
  3. 識別・・・道具を操作する力
  4. 変換・・・状況の変化に合わせ、動きを切り替える力
  5. 反応・・・合図に反応し、身体を適切に動かす力
  6. リズム・・・リズム感を養い、タイミングを計って身体を動かす力
  7. バランス・・・バランスを保ち崩れた体勢を正常に戻す力 

 

 以上の7点です。ただ、7つ全部を覚えてさらに運動に落とし込むのは大変なので、普段の身体遊びを、簡単にコーディネーショントレーニングに変える方法を紹介させていただきます。それは、

 

条件を変えること です。

この方法は専門知識のない方でも手軽に行えるので、おうちや公園で遊ぶ際に気に留めてもらえれば嬉しいです。

 例えば、ボール投げで遊ぶ場合、投げ合いっこするのもとてもいいですが、的当て(定位)や、利き手と反対の手で投げたり(連結)、ボールの種類や大きさを違うものも用意する(識別)のもとてもおススメです。是非、お子さんの興味やレベルに合わせて、いろいろな遊び方で楽しんでください!

 

○子供にとってはすべてがトレーニン

 子供はとても正直です。自分がやりたいものをやりたいときにやります。周りがいろいろやらせようとしても子供本人がやる気にならないと定着しません。なので、まず子供達には身体を動かして遊ぶことを好きになってほしいと思います。身体を動かして遊ぶことを好きになれば、子供はどんどん主体的に身体を動かします。ちょっと高いところからジャンプしてみたり、1つ先の電柱まで競争したり、好きな歌に合わせて踊ったり。本人は遊んでるだけのつもりでも、主体的に身体を動かすことはとてもいいトレーニングになるのです。小さいうちから楽しく身体を動かしてきた経験が、運動神経能力を向上させる手助けになるのです。

 

 次回の記事から、コロナ緊急事態対策宣言対策としておうちでできるおススメの運動を紹介していこうと思います。

 

 

コロナに負けずにいっぱい身体を動かせるように

 おはようございます。ちくわです。

 

 緊急事態宣言が発出され、自粛時間が増えた中皆様はいかがお過ごしでしょうか。僕はこの自粛期間で、自宅敷地内の公園で子どもとなるべく身体を動かすようにしております。恵まれた環境に感謝です。さらに、実は長年患っていた痔の手術を行いました。このコロナ禍が終息した頃には、皆様によりパワーアップしたお尻体操教室をお見せできると思います。

 

 終わりの見えない自粛期間に外で遊ぶ機会を奪われ、お子さんの体力低下を心配されている保護者の方も多くいらっしゃるかと思います。そこで、当ブログでは、室内でも出来るお子さんの運動神経の向上に効果が期待できる遊びや情報などを紹介させていただき、皆様のおうち時間を少しでも楽しく過ごせるお手伝いをさせていただきたいと思います。マンネリ化しがちなおうち遊びでのネタの一つとして見ていただければ嬉しいです。

 

 次回の記事で、まずは簡単に運動神経の向上させるのに知っておいてほしいお話をさせていただき、その次記事から具体的な方法等紹介させていただこうと思います。

 

 幼少期の体力作りは運動量が大切です。コロナに負けずに、意識的に身体を動かす機会を設けられるといいですね。

 

 

2.1.29 体操教室開催報告

 おはようございます。

 今回は、1月29日に開催された体操教室の開催報告てます。

 

 今回は、参加者数8名とたくさんのお子さんに参加していただきました。初めましての子が多い中で、すんなり参加できる子もいれば保護者の方と一緒ならできる子や様子を見ている子など反応は様々でしたが、運動する楽しさが少しでも伝わってくれていれば嬉しいです。

 特に幼児期の子は教室への関わり方が1人1人違います。例え教室中には参加できなくても友達がやっているのをしっかり見てくれているので、教室で行った内容はその子の頭にインプットされ、知らなかった動きから知ってる動きに変わります。そうなると、その後の運動に対するアプローチが変わってきますので、そういう時も決してその経験は無駄ではありません。現に、教室ではできなくても教室の後に家に帰ってからお家の方とチャレンジしてくれたという話を後日おうちの方から教えて頂くことがあり、とても嬉しく思います。

 また、参加できなかった子に関しては参加料を返金させていただく形にさせていただきます。ですので、ちゃんと参加できるか不安だという親御さんもいらっしゃると思いますが、ぜひ気楽に足を運んで参加していただき場の雰囲気を感じて欲しいと思っています。
 僕は、子供たちに体を動かす楽しさを知ってもらいたいと思っています。それは子供たちの主体的な姿勢から生まれます。子どもの「やってみたい」という気持ちが生まれるまではその子のペースに合わせて長い目で見守っていきたいと思います。やりたくなったら全力でサポートしていきます!