運動すると頭が良くなる!
こんにちわ、ちくわです。
緊急事態宣言が緩和され、街にも少しずつ活気が戻ってきましたね。油断は禁物ですが、ちくわ体操教室も時機を見て復活できればと思います!
今日は、タイトルにもあります『運動をすると頭が良くなる』という、夢のような話を紹介します。
昔から運動をすることで頭が良くなる、ということは言われてきましたが明確な理由までは解明されていませんでした。しかし、近年の脳科学の進歩によって徐々にそのプロセスが解明されてきました。
ですので、その効果を簡単にご説明します(難しいことは僕には分かりません)。
近年、特に注目されているのは、化学物質の増大による脳機能の向上です。
その代表的なものにシナプス(BDNF)と呼ばれる神経と神経の間の接合部の働きを増強する物質があり、これが運動によって増大することがわかっています。
このBDNFは、主に記憶を司る海馬という脳の部位に多く見られるので、実際に学習能力・記憶能力にも高い効果を示しています。
つまり、運動をすることで記憶力・学習能力が鍛えられるのです。
余談ですが、小学校の校庭脇にあった二宮金次郎像。
彼は、歩くことでシナプスを活発にした上で読書をすることで膨大な量の情報を彼の記憶に貯蔵していたのかもしれませんね。
ただし、一連の研究では、あくまでも運動が自発的な運動である点に注意が必要です。動物は身体的・心理的ストレスの状態にあると脳細胞の破壊が進みますが、運動による脳の生化学物質の増強を通じて、ストレスに打ち勝つ耐性ができるのです。
楽しく運動遊びを行って身体も頭も心も元気でいけたらいいですね。